大覚山法宣寺。延文3年(1358)大覚僧正が創建したと伝えられる。 大覚僧正のお手植えといわれる松が年輪を刻み、巨木の「天蓋の松」(樹齢600有余年と推定)が国天然記念物になっていたが、惜しくも1991年に枯死した。 江戸後期頃に加藤清正の木像を安置する清正公堂が建てられ、宗派を問わない清正信公仰 があった。 江戸時代を通して、朝鮮通信使の常宿でもあった。 |
![]() 山門 |
![]() 本堂 |
![]() 七面大明神像(木彫) 像高53cm 日蓮宗で祀る天女像。 日蓮宗総本山のある身延七面山の伝説から生まれた法華経や身延山の守護神。 右手に鍵を携え、苦しみ門に鍵をかけ福徳の蔵の鍵を開くことを示している。 ふっくらとしたお顔をうまく表し、また衣装の彩色も見事である。 江戸後期の都仏師の作と思われる。 |
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![]() 清正公大神祗坐像 総高14cm 元々あった木像 |
![]() 清正公大神祗、腹こもり坐像 総高40cm 左の像を本像の腹に入るように、後世 につくられたもの。 |
![]() 昭和初期の天蓋マツ |
![]() 現在の状況 |